人生半ばの童貞

36年のクソ人生を考える

2017-01-01から1年間の記事一覧

孤独が虚しさを連れてくる

私は一人が好きだ。 生まれつき一人が好きだったというより、小さいころから、女性にもてなかったり、友達ができなかったりする環境に自分の感性が適合させた結果だろうとは思う。もし、誰か一緒に暮らすというような奇跡が起きても、36歳だしもう一度、自分…

言い訳

私は36年間彼女がいたこともなければ、セックスもしたことがない。今日は12月25日。クリスマスで周りにカップルが目につく。そんな時は、いままでに何かやらなければいけない大事な事をやらなかったではないかという虚しくて悔しい気持ちが沸き起こる。 ただ…

夫婦

新幹線とかで二人掛けの席に、同じような年恰好の女性が隣に座って自分と隣合う場合がある。そういう時、心の中でその隣の女性が自分の奥さんだったらなあ、と想像してしまいがちである。結婚してたらこんな感じなんだろうなあ、としみじみする。

若いカップル

古い居酒屋が好きでよく行くのだが、そういう酒場には人生にくたびれたおっさんが1、2人で飲んでいる様が似合う。時々、若いカップルが来たりすると雰囲気がぶち壊れる。カップルどもは邪魔で目障りなんだよ。キラキラしてんだよ。自覚しろ。ファミレスで…

オナニーについて

私は今まで数千回に及ぶオナニーをしてきた。今まで私が放出してきた何千億の精子どもは知っていたのだろうか。奴らがどんなに努力して先に進んでも、等しく何もないことを知っているんだろうか。 もし、私の精子どもが生まれ変われるのであれば、今度はヤリ…

息子

山田洋次監督の息子は私が1番好きな映画である。 中学生の時、学校の体育館で見せられたのが最初だ。寒い日だったことを覚えている。 高校卒業してからは一人暮らしをしたが、時々ふと、この映画のことを思い出した。 そのたびに観た。 この映画に出てくる東…

祭り

四月から転勤した私は週末のたびに周辺の町に一人で泊まりでフラフラしている。今も旅先でこれを書いている。 時々、フラフラ散歩していると何かしらの祭りやらイベントがやっている。これからの季節は夏祭りやら盆踊りやら祭りが増えてくる季節だ。 思えば…

おしっこ漏らす

いやー、酒飲んだ帰り道におしっこ漏らしてしまったよ。家まで我慢するのがどうでもよくなっちゃったよ。我慢したところで何もないなーって感じ。あきらめみたいなやつ。これは近い将来、まともな大人の体裁を保てないかもしれないね。まいったなあ。 今まで…

引き摺れ

失恋した時涙は出なかった。 涙で感情を心から出してはいけない。 胸にためろ、張り裂けそうな感情を。 もう失恋した時の苦しみの鮮度は失っている。正直、二カ月前より楽になっている。 この苦しみが無くなることは失恋する前の片思い中の無様な自分に戻る…

或る「小倉日記」伝

松本清張作。 この小説はとても好きな短編小説である。 文体も簡潔で好き。 簡単に書くと、生きる意義の話である。 主人公は、紛失した森鴎外の小倉時代3年間の日記の復元をする研究をする。 主人公は不具な体のため、自身の人生の誇りと目的をその研究に求…

仕事

仕事辞めたい。今まで仕事していて楽しいと思ったことは一瞬たりともない。 さらに、好きだった人も職場にいるのだ。時々その姿が目に入る。その姿をできることなら永久に見たくないし、考えたくもない。すごく嫌だ。 このまま働いたとして、単純計算で一年…