人生半ばの童貞

36年のクソ人生を考える

仕事

 仕事辞めたい。今まで仕事していて楽しいと思ったことは一瞬たりともない。

 さらに、好きだった人も職場にいるのだ。時々その姿が目に入る。その姿をできることなら永久に見たくないし、考えたくもない。すごく嫌だ。

 

 このまま働いたとして、単純計算で一年に500万稼ぐとして、60歳まで働いてあと25年、500万×25年=1億2500万のために私の人生の半分以上の時間を辛い仕事に捧げるのだ。うんざりする。他に働かなくてもいい上手い抜け道みたいのは無いものだろうか。

 しかし、今更仕事辞めたとしても、私の能力では日雇いとかしかないだろう。今の仕事と比べれば時間当たりの金稼ぎの効率が悪くなる。

 

 というわけで、仕事は辞めず、暫定的な手段として北の方に転勤する予定である。まあ、今の職場には二度と戻ってきたくないな。でも、いつか戻らざる得ないのだろうな。仕事辞められれば戻ることもないけど、辞める覚悟も、金を稼いでいく能力もないからな。

 

 今までの35年間の私の人生では職場を自由を変えられる覚悟も能力も得ることができなかった。でも、こんな状況に甘んじる訳にはいかない。好きだった人の姿が目に入る今の職場で平気な顔して働くことは屈辱である。他で働く能力が無い為に仕事を辞められず、生活の為にこの屈辱を私は受け入れている。我が魂よ。今書いたことを明日も明後日もずっと覚えていろ。絶対に忘れるな。常に自分自身に対する怒りを忘れるな。無能が故に、怠惰な故に、不自由で無様な自分の姿を恥じろ。自由を欲しろ、自由を得るために努力しろ、あがけ。